※2020.5 ミニランプに補助ロープ追加しました。詳細は下記ページへ
【写真・動画付】補助ロープ追加! スケボー 自作ミニランプ
※2020.3 ランプを一部改良したので情報更新しました。動画も改良版追加しました。ページの下にリンク先があります。
スケボーの中でも、ランプって楽しいですよね!
でも、ランプのある場所は限られてるし、あったとしても結構人が多くて順番待ちになっていたり。。
しかもまわりは上手な人が多くて、なかなかその人たちの順番待ちに並んで練習するのは気が引ける。。
そこで!
自分専用のミニランプを作製することをオススメします!(もちろん、それだけのスペースを持っている人に限られてしまいますが)
実際に、私も上記に書いたように、ランプは好きだけど人が多い場所で練習するのは気が引ける&場所もちょっと遠い と思っており、自分専用のランプが欲しい!って思っていました。
そして、実際に自分専用のランプを作ってみて、実際に練習してみて感じたことは
- 自分の実力に合わせて好きな高さに設定できるので練習効率が上がる
- 自分専用のランプだと好きな時に好きな分だけ練習できるので、無理せずにできるし、しかも上達が早い
- ランプを作り終えた時の達成感は最高(意外にも結構楽しかった)
という感じで、想像以上に良かったです!
それでは、早速作り方を紹介します。
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1.場所の確保
大きさにもよりますが、スペースは4m×7mあると確実です。(ランプ自体は4m×7mフルフルで作製するわけではありませんが、左右はある程度余裕がないと練習中に手が横の壁に当たってしまったりする可能性があるからです。
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2.フラット部の土台作り

土台部分は3×4材の242cmを使って作製しました。
電動ドライバーを使って、木材用の先端の尖ったネジで締め付けていきます。
従って滑走部分の横幅は242cmです。多くの手作りランプは180cmくらいが多いのですが、私の感想としては、横幅180cmだと滑ってて少し不安があるように感じます。 横幅が242cmあると余裕もありいわゆる”通常のランプ”として使えます。
滑走方向の長さ、つまりストレート長さは240cmです。改良前と比べて30センチほど延長しました。外にある本物のランプは思った以上にストレートが長いです。240センチでもちょうど良いですが、もう少し長くても良いくらいです。
★小技情報★
はしご状に等間隔で木材をボルトで固定していきますが、スケボーの前後のホイールが両方窪みに入らないような間隔で作製すると、滑走時に安定しますよ!(片方が木材の上にある時に、もう片方のホイールが木材と木材の間の隙間に入るようなイメージです)
また、ネジの締め込みはかなり硬く、電動ドライバーに慣れていないとネジ部が潰れて締め付けできなくなることが多いです。その場合は、ネジで締め付ける前に電動ドリルで穴を開けてから締め付けるとスムーズです。

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3.坂部分の端版の作製

ここで作製する端版で、Rの大きさや高さでランプの性格を調整することができます。
初心者にオススメの高さとRは
◆ R(半径):1800mm 〜 1900mm
◆ 高さ:850mm 〜 900mm
くらいがちょうど良いと思います。
ちなみに、木板の厚みは約17mmのものを使用します。(結構重たいですので運ぶ際は注意して下さいね)

写真の様に、まずは紙で坂の端版形状を作成し、その紙を木の板にテープ等で固定し、えんぴつやマジックで形状を転写します。
※フルサイズの木板を買えば1枚の板で左右分の2枚を切り出せます
以下詳細写真です。


R部分の切り取りは、ジグソーという電動工具を使って切り出します。

最初は緊張しましたが、焦らずゆっくりカットすれば、誰でも綺麗にカットできると思います。

★小技情報★
最後にカットした2つを横に並べて、左右の板でR部分で高さのズレている部分をマークし、出っ張ってる部分をジグソーでカットしましょう。左右対称であると出来栄えが良くなります。(滑走面の左右の傾きがなくなって滑りやすいです)

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4.ランプの坂部分作製

いよいろランプの坂の部分の作製です。
まずは下面の両先端と真ん中の3箇所をボルト留めし、左右の端版が支えなくても立つ様にします。
その後、写真の右側の上部もボルトで固定します。ここまでボルト固定すると、ある程度カッチリします。
★小技情報★
この後、木の柱を坂に沿ってボルト固定していくのですが、そうすると重たくなりすぎて簡単には場所移動ができなくなるため、このタイミングで置きたい場所に移動しておくのがポイントです。

場所が決まったら、一定の間隔で柱を坂の面に沿って固定していきます。


★小技情報★
端版を切り欠いて木の柱を引っ掛ける方法も紹介されていますが、太めのボルトであれば荷重を受けても折れることはないので、端版を木の柱の形状に切り取る手間を考えるとボルト締め付けの方が簡単で早いです。
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もう片方も同様に作製します。
先ほども書きましたが、木材をはしご状にボルトで固定していく前に場所を固定しておくことをおすすめします。
ちなみに、フラット部、ランプ部はバラバラで作製していますが、それぞれを横隣に置くのみで、特に固定はしていません。(後の上に貼る板材で自動的に固定されていきます)

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5. コーピングの取付け


木材と同じ幅のコーピングを購入すると面倒な端面カットが不要になります。
※コーピングもホームセンターで鉄パイプとして購入できます。
スケボーでもそれなりに入力が入るので、凹まないためにもに少し肉厚なコーピング(=鉄パイプ)をおすすめします。
コーピングをランプ端面に置き、電動ドリルで左右両端に穴をあけます。(貫通させませす)
通常のピンバイスでもちゃんと穴をあけることができました。但し、鉄粉が飛ぶので安全メガネを装着することをおすすめします。
そして、穴の中にボルトを入れて奥の穴から木材に締め込み固定します。
★小技情報★
電動ドリルで穴をあける際は、上面の穴は大きめに、下面の穴は小さめにあけます。
上面の穴はボルトの頭の部分のより大きくしないとボルトが中に入らないためです。
下面の穴はボルトのネジ部の径より大きく、ボルト頭より小さくしないと締め付けができないです。
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6. 表面の板材の貼り付け(ボルト固定)

板を貼っていきます。
1枚目は横長に貼って、2枚目表面は縦に長に貼りました。
※改良した際に1枚目も2枚目も縦貼りに変更しました。動画でも紹介していますが、R部に板の切れ目があるとそこから割れてしまった為です。
ちなみに、板厚は5mm〜6mmがお勧めです。6mmを超えるとRに沿って曲げるのがかなり困難になります。私は6mmでもRに沿って曲げるのがギリギリでした。
等間隔にボルトではしご状の木材に固定していきます。
張り付ける板は、買ったままの大きさで張り付けるのがベストですが、長さを調整する為に板をカットする場合は、電動マルノコが綺麗にまっすぐ切れるのでオススメです。

★小技情報★
板1枚で全部を覆えれば最高ですが、そんな大きな板はありません。
そこで何枚かに分けて貼ることになるのですが、板の端面は必ずはしご状の木材と重なりボルトで固定できる様にしておいて下さい。
そうしないと板端面部の強度が下がり、何回は滑走するとそこから板にヒビが入り、最終的には板が割れてしまう恐れがあります。
※私は実際にそこからヒビが入ってしまいました。改良版ではしっかりと板の端面の下にははしごの木材がくるようにしています。


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7. ランプ上部の土台作製
ランプ上部の土台は、20mm程度の厚めの板材を上に置きます。
土台は何本かのボルトで土台に固定しておきましょう。
★小技情報★
土台はランプのメンテナンスの際に取り外すことが多いので、取り外ししやすいように、ボルトの数は少なめにしておきましょう。
私は6本のボルトで土台に固定しています。
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あなたのランプ作製のお役に立てたらと思います。
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【フロリダを車で観光】サーフショップ RON JON SURF SHOP
こんにちは。
設計図等はお作りしましたか?
また、制作費用はいくらくらいでしょうか?
こんにちは。質問ありがとうございます。
設計図はある程度は作成しましたが、初めてだったので作りながら都度修正して完成させました。
費用は工具代を除くとざっくり7万円でした。
但し、私の場合はアメリカでの価格ですので、下記に各部品の大まかな価格を載せておいたので、日本の価格と比較してみてください。
・2×4木材(240cm) 350円×40本=14000円
・2×3木材(ストレート部端面) 250円×2本=500円
・ランプ左右側面の板材 4000円×2枚=8000円
・土台の板材 4000円×2枚=8000円
・滑走面の板材 3000円×10枚=30000円
・コーピング 2500円×2本=5000円
・木材用ボルト 4000円
合計 69500円
参考にして頂けたら幸いです。
スケボー未経験者ですがブログ参考にミニランプをつくることができました!ありがとうございます。
自分のブログでこちらのリンクはらせていただいてもよろしいでしょうか?
ナチュライさん
ミニランプ作製されたんですね!お疲れ様でした!
参考にしていただけて嬉しいです^^
もちろんこちらのリンクを貼っていただいて問題ありません。