こんにちは!Rioです^^
今回は、第13回リーバイスのジーンズ(ジーパン、デニム)紹介です。
リーバイスのジーンズは、同じモデル名でも生産された年や場所、オリジナル素材やストレッチ素材等でいろいろ違いますよね。
特にリーバイスの生産場所については、世界さまざまな国で生産されています。
また、リーバイスのホームページを見ても、細かい部分まで写真が載っていなかったり、生産場所も書いていないことが多いですよね。
そんなこともあって、リーバイスのジーンズを全てを把握することはマニアの方でもかなり難しいようです。
多少のミステリーが残っている方が人間は興味を持ったりするものなので、ある意味でこれもリーバイスの作戦かもしれません(笑)
このブログは、リーバイスの各モデルのジーンズについて細かく知りたい人や、あなたがネットや古着屋で購入したリーバイスが本物なのかどうか、不安に思われている方に向けたものです。
最近、アメリカに住んでることもあり、コレクションとしてさまざまなリーバイスのデニムを集めていますので、ひとつひとついろいろな部分の写真を載せながら紹介していきたいと思います。
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それでは、今回は「501XX 南アフリカ製」を紹介します。
が、今回は偽物の可能性が非常に高いです!!
以下に怪しいと思われる箇所を記載していきますので、もし同じような物をお持ちの人がいたらコメントください。
購入場所:◯bay (アメリカのオークションサイト)
モデル名:501XX
ライン:ストレート
フィット:ウエスト(ハイライズ)
生産:南アフリカ製(2004年30週 製造)
生地:綿100%(ノンストレッチ)
カラー・特殊加工:濃いめのインディゴブルー、生デニム(Shrink to Fit)
レビュー:リーバイス好きな人は、501XXを一度は憧れると思います。この商品を購入時の私は、恥ずかしながらXXの意味が分からないまま、ただ特別な501だと思っていました。しかし、501XX(大文字)は最近LVCシリーズでも出ているように、1966モデルよりも以前のモデルに記載されているものです。改めてこの商品の内タグを確認すると2004年生産•••おかしいじゃん!笑
ちなみに、XXの意味は「エクストラ•エクシード(Extra Exceed)」で、とにかく更に頑丈!という意味だそうです。
また、小文字の501xxは90年代に発売されていますが、この時のxxの意味は、生デニム(Shrink to fit)のことを指すそうです。勉強になりました。
それでは、写真と一緒に怪しい部分を紹介していきます。
↓全体の感じは、タグも含めて正規品に見えますよね。

↓紙パッチです。ここで怪しいことが2点あります。

まず、紙パッチの質感が他の正規店で購入したものと全然違います。具体的には、紙がやたら分厚いです。また、右部分のおまけとの切り離し線が薄いです。
2点目は、先程も触れましたが、2004年生産モデルで大文字の501XX。大文字のXXは1966年より前のモデルにしか記載されていないはずなので、まず存在しないはずのものです。
とはいえ、リーバイスって全履歴を追いきれないほどいろんなモデルを販売しているので、もしかしたら復刻版ということで販売された可能性もゼロではありません。
しかしもし復刻版なら、タグにそのような記載があっても良いのに、まるでスタンダードの501のようなタグなので、やっぱり偽物なんじゃないかと思います。

↓バックポケットの紙のタグです。上にも書いたように、XXなのに特別モデル感はありません。

↓紙パッチ横のタグです。裏に注目してください。

↓紙パッチ横のタグの裏面です。これまでの正規品は、全てここに何年モデルなのか記載がありました。しかしこのタグには年式の記載がありません。怪しいです。。

↓サイズ表記のシールです。ぱっと見本物と見分けがつきません。どなたか怪しい部分があったらコメント欄で教えて頂けると嬉しいです。

↓赤タブです。ぱっと見はそんなに違和感がありませんが、よくよく見ると文字が少し荒いような気がします。


↓リベットです。私のレベルでは、これは正規品との差がわかりませんでした。。

↓リベット裏面も同様、私には特に変わった様子はないように見えます。

↓トップボタンです。正規店と比べて、やたらツヤツヤしています。

↓トップボタンの裏です。ここが紙パッチの次に怪しいところです!!正規店は、全てトップボタン裏は真ん中がフラットになって鈍いシルバーなのですが、これはフラットではなく、更にピカピカのシルバーです。これでほぼ偽物確定だと思っていますが、正規品でこのようなパターンがあり得るのか、もしご存知の方がいましたら教えてください。



↓股下の縫製です。前と後ろの繋ぎ目が少しズレています。怪しい!

↓ノンセルビッチです。


↓ポケット裏面のの印刷です。私にはここから怪しいポイントは見つかりませんでした。

↓タグです。かなりシンプルで怪しいですが、2004年頃の商品はそんなものだったのかもしれないので何とも言えないです。

↓もうひとつのタグです。ぱっと見は問題ないようにも見えますが、こちらも2004年頃の商品はそんなものだったのかもしれないので何とも言えないです。

↓タグ裏面です。このタグが正しいとすると、2004年30週製造ということになります。

しかし、同じオークションサイトで、タグの生産月も私の購入したものと全く同じものが売られていました!笑
そんな週まで全く一緒なんて偶然ないでしょー!笑
ということで、99%偽物です。

以上、偽物確率99%のリーバイスジーンズの紹介でした。
他にもいろいろな正規店で購入したリーバイスのジーンズを紹介しているので、参考にして頂けたらと思います。
また、アメリカ生活や商品のレビュー、またアパレルブランドの紐解き等もブログに掲載していますので、よかったら見てみてください。
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http://djr134.com/category/levis-ジーンズ紹介
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